まずこの記事は、あるmemeから始まった。読んで3秒笑って、そのあと黙り込んだ、そんなmemeだ。
2024: prompt engineer
2025: vibe coder
2026: master of AI agents
2027: unemployed

笑ったあと、ふと現実を見る。今は2026年3月。私はちょうど3行目にいる。あと9ヶ月しかない。
振り返ると、怖いくらい正確だ
2024年、世界中がprompt engineeringに飛びついた。LinkedInには「Prompt Engineer」という肩書きが溢れ、年収6桁ドルの求人が飛び交った。みんなA4用紙1枚分のpromptを書いて、role-playを加えて、few-shot exampleを入れて、chain-of-thoughtを組んだ。私も例外じゃなかった。神様への呪文でも書くみたいに、promptの読点一つひとつをいじり倒していた。
2025年、vibe codingが押し寄せた。Cursor、Windsurf、Claude Code。あっという間にprompt engineeringの話は消えた。代わりに「このアプリ、一晩でvibe codeした」という声が溢れた。Linus Torvaldsまでvibe codeしている。LinuxとGitを作った人が、READMEに自ら「中間業者、つまり自分を排除した」と書いて、AIにコードを任せた。Linusでさえvibe codeするなら、私たちが迷う理由なんてないよな?
2026年、AI agents。Claude CodeがagentmodeをRunする。GPT-5.3-Codexが1セッションで9000万token燃やす。Perplexity Computerが人の代わりにPCを操作する。Fujitsuがソフトウェア開発プロセス全体を自動化する。もう私たちはcodeを書いていない。代わりにcodeを書いてくれるものを管理している。master of AI agentsは聞こえは格好いいが、実態は自分の代わりになるものをtrainしているだけだ。
2027?memeには「unemployed」と書いてある。笑えばいいのか、泣けばいいのか、正直わからない。
pipelineは思っているより速く回っている
先月まとめた2月のAIタイムラインを振り返ると、26日間で17製品。約1日半に1つ新しいmodelが出る計算だ。3月もまだ1週間も経たないうちにGPT 5.4が2M contextで登場した。この速度は線形じゃない。exponentialだ。
ジャンプするたびに、前のスキルの「賞味期限」が縮む。Prompt engineering?modelが十分賢くなってintentを自分で読めるようになれば obsolete。Vibe coding?agentが自分でplan、code、review、deployできるようになれば obsolete。Master of AI agents?agentが互いを管理し合うようになれば obsolete。
そしたら人間はどこに立つ?
昔は「コードを学べ」と言われた。それが「promptを学べ」になり、「vibe codeを学べ」になり、今は「agentをorchestrateすることを学べ」だ。切り替わるたびに、古いスキルが消えるわけじゃない、ただ価値が下がる。車の時代に自転車の乗り方を知っているようなものだ。間違いじゃないけど、それだけじゃ足りない。
一番怖いのは切り替わるスピードだ。AssemblyからCまで数十年かかった。CからPythonまでも何年もかかった。Prompt engineeringからvibe codingまで?1年。Vibe codingからAI agentsまで?やはり1年。かつて一世代分かかっていたものを、私たちは今speed-runしている。
Jokeなのか、予言なのか
memeが笑えるのは、exaggerateしているからだ。でも怖いのは、そんなに exaggerateしていないからだ。
Anthropic——Software Engineerに$570,000の年収を払う会社——は公に、SEという職業がfundamentallyに変わると言っている。Dario Amodeiは、AIが近い将来ほとんどのcodeを書くようになると言った。これはどこかの新興スタートアップが言っているのではない。開発者が毎日使っているClaudeを作っている会社が言っているのだ。
Redditのあの投稿を思い出す:
想像してほしい。上司があなたに$570,000を払っている。そして全世界に向けて、あなたの仕事は6ヶ月で消えると言う。
それが業界のトップにいる人たちの現実だ。Phạm Hỷ Hiếu博士は、GrokとOpenAI両方の開発に関わった人が、燃え尽きて去っていった。それほどの学歴と実力を持つ人でさえそうなら、新卒に毛が生えた程度の私にとって、あのmemeはjokeじゃない。カレンダーの通知だ。
でも、待って
少し深く考えてみた。memeが見落としていることがある。「AIが人間を置き換える」という方向だけ見て、古いskill setがobsoleteになるたびに新しいskill setが生まれることを忘れている。
車が登場しても人は失業しなかった。馬車の御者は失業したが、修理工、ドライバー、自動車エンジニアが生まれた。問題は仕事があるかどうかじゃない。問題は切り替わるスピードだ。
昔は馬車から車へ切り替えるのに何十年もあった。今はprompt engineerからvibe coderからagent orchestratorへ、12ヶ月で切り替えなければならない。速く適応できた人が生き残る。遅れた人は……memeの4行目に行く。
一番難しいのは新しいスキルを学ぶことじゃない。一番難しいのは、古いスキルにはもう十分な価値がないと受け入れることだ。何かを得意になったときのegoを捨てて、また別のことでbeginner に戻ること。何度も。毎年。
じゃあ、今どうすればいい?
完璧な答えは持っていない。でも自分に言い聞かせていることがいくつかある。
一つ目は、identityをskillに紐づけないこと。あなたは「prompt engineer」でも「vibe coder」でも「agent master」でもない。あなたは問題を解決する人間だ。Toolは変わっても、問題を理解して解決策を見つける能力は、obsoleteにならない。
二つ目は、toolよりも思考に集中すること。Architectの思考、ビジネスセンス、ユーザーが本当に何を必要としているか読む力。AIがまだ代替できていないもの。少なくとも、まだ。
三つ目は、buildすること。learnするだけじゃなく、buildすること。SaaSを作る、productを作る、価値のある何かを作る。Founder CEO + a lot of AI。AIがemployeeを置き換えるなら、employeeでいるな。言うは易し行うは難し、でも少なくとも一つの方向性ではある。
四つ目は、自分が時代遅れになる瞬間があることを受け入れること。Discordを開いてみんなが何の話をしているか全くわからない瞬間が来る。それでいい。数日休んで、また戻ればいい。燃え尽きたら何もcodeできなくなる。
5行目
memeは2027: unemployedで終わっている。でも私は自分で5行目を書き足したい。
2028: まだ、もがいている。
盲目的な楽観主義からじゃない。2022年にこの道を選んで、まだ立ち止まるつもりがないから。先が見えない、失業だらけの未来が迫っている。それでも、2022年の自分が持っていた信念は、まだ折れていない。
2027年に本当に失業するかもしれない。しないかもしれない。でも少なくとも、ただ立って待つだけの人間にはならない。
キャリアをspeed-runするならすればいい。でもfinish lineは、自分で決める。
もしあなたも同じmemeを見て笑えなかったなら、ようこそ。私たちはみんな3行目にいる。あと9ヶ月。走り続けよう。
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